【9月15日 AFP】世界ロードレース選手権(WGP 2014)第13戦サンマリノ&デラ・リビエラ・ディ・リミニGPは14日、ミザノ(Misano)でMotoGPクラスの決勝が行われ、モビスター・ヤマハ(Movistar Yamaha)のバレンティーノ・ロッシ(Valentino Rossi、イタリア)が今季初優勝を果たした。

 世界王者9回の実績を持つロッシは、チームメートのホルヘ・ロレンソ(Jorge Lorenzo、スペイン)とワンツーフィニッシュを飾り、自身通算10回目の総合優勝に名乗りを上げた。

 3位にはレプソル・ホンダ(Repsol Honda)のダニ・ペドロサ(Dani Pedrosa、スペイン)が入った。

 総合首位に立つレプソル・ホンダのマルク・マルケス(Marc Marquez、スペイン)は、序盤のクラッシュが響いて終始後方での周回を余儀なくされ、15位に終わった。

 ロレンソは、公式予選でドゥカティ(Ducati Team)のアンドレア・イアンノーネ(Andrea Iannone、イタリア)を2番手、ロッシを3番手に抑え、今季初めてとなる通算30回目のポールポジションを獲得した。

 しかし、ロレンソの同GP4連覇は、レースを独走したロッシのチェッカーフラッグに阻まれた。(c)AFP