【8月15日 AFP】サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)でイタリアのジョルジョ・キエッリーニ(Giorgio Chiellini)にかみつき4か月の出場停止処分を受けていたルイス・スアレス(Luis Suarez)は13日、処分の猶予を勝ち取ることはできなかったものの、トレーニング再開を認められた。

 スポーツ仲裁裁判所(Court of Arbitration for SportCAS)はこの日、ウルグアイ代表のスアレスがW杯のイタリア戦でかみつき行為を行ったと認定した。

 この決定により、27歳のスアレスは移籍したFCバルセロナ(FC Barcelona)で10月25日までデビューを飾ることができないが、少なくともチームメートと練習を行い、プロモーション活動が行えることになった。

 バルセロナによると、スアレスは15日にチームでの初練習に臨み、18日には本拠地カンプ・ノウ(Camp Nou)で行われる第49回ジョアン・ガンペール杯(49th Joan Gamper Trophy)でサポーターの前に登場することになる。(c)AFP