【8月9日 AFP】サッカーコートジボワール代表のディディエ・ドログバ(Didier Drogba)が8日、代表引退を発表した。

 ドログバはツイッター(twitter)で「代表引退の決断はとても悲しいことだった」とコメントしている。

「代表チームで過ごしたこれまでの12年間は、感動に満ちあふれていた。代表初招集から最後の試合まで、私は母国のために全力を尽くした」

「このチームで8年間も主将を務め、国際舞台で母国をけん引することができたことを誇りに思う。W杯に3度出場し、アフリカネイションズカップ(Africa Cup of Nations)でも決勝に2度進出できた」

「ファンから受けた愛情とサポートには、どれだけ感謝しても十分に伝えることができない。愛しているよ」

 イングランド・プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)に再加入したドログバは、コートジボワール代表として通算106試合に出場し66得点を記録している。

 コートジボワール代表でドログバは、2006年と2012年にアフリカネイションズカップの決勝に駒を進めたがタイトルを獲得することはできず、3度出場したW杯ではすべてグループリーグ敗退に終わった。

 コートジボワール代表は先日、指揮官がサブリ・ラムシ(Sabri Lamouchi)前監督からエルベ・ルナール(Herve Renard)監督に交代し、2015年にモロッコで開催されるアフリカネイションズカップ出場を目指している。(c)AFP