32歳のフェデラー、来年のウィンブルドン参戦を表明
このニュースをシェア
【7月7日 AFP】ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2014)でノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)に敗れ、優勝を逃したロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)が6日、来年もオールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブ(All England Lawn Tennis and Croquet Club)に戻ってくる決意を表明した。
男子シングルスでは史上最多となる8度目の優勝を目指していたフェデラーだが、7-6、4-6、6-7、7-5、4-6でジョコビッチにタイトルを譲った。
32歳のフェデラーは、ジョコビッチを破っていればオープン化以降で最年長のウィンブルドン覇者になることができたが、2012年大会(The Championships Wimbledon 2012)以降は四大大会(グランドスラム)のタイトルから遠ざかっている。
キャリアの終盤に差し掛かっているフェデラーは、引退の時期に関する質問を受けることも多くなったようだ。
それでも、テニス界の伝説であるスイス出身のフェデラーは、来年のウィンブルドンにも参戦するつもりだと明言した。
センターコートで行われた試合後のインタビューで、歓声に包まれたフェデラーは「ここで愛を感じることができた。本当にありがとう。また来年会おう」と話した。
ウィンブルドンの決勝に戻ってくる可能性を聞かれたフェデラーは、「2003年に同じ質問をしてくれれば良かったのに。何が起こるかは分からないさ」としている。
「でも、普通の状態でいれば、この2週間のようなプレーができることがとてもうれしい」
「そう考えると、今大会はまだまだ続く素晴らしい将来に向けてのステップだったんだと確信できるよ」
(c)AFP/Steven GRIFFITHS