【6月14日 AFP】サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)は13日、ナタル(Natal)でグループAの試合が行われ、 メキシコが1-0でカメルーンを下した。

 後半16分にオリベ・ペラルタ(Oribe Peralta)がこの試合唯一の得点を決めて勝利を収めたメキシコだったが、前半にジオバンニ・ドスサントス(Giovanni Dos Santos)のゴールがオフサイドの判定で2度取り消されるなど、後味の悪い結果となった。

 ドスサントスは前半11分にエクトル・エレーラ(Hector Herrera)のクロスにボレーで、同30分にはミゲル・ラユン(Miguel Arturo Layun)のコーナーキックを頭で合わせてゴールネットを揺らしたかのようにみえたが、主審は両方ともオフサイドと判定し、得点を認めなかった。

 12日に行われたブラジルとクロアチアの開幕戦でも疑惑の判定があり、2日続けて判定が議論を呼ぶ形になっている。

 対するカメルーンは、前半21分にサミュエル・エトー(Samuel Eto’o)が決定機を迎えたものの、シュートはわずかに枠をとらえきれなかった。

 そして迎えた後半15分、メキシコはドスサントスのシュートがカメルーンのGKに阻まれたものの、こぼれ球をペラルタがゴールに蹴り込んだ。

 カメルーンは試合終了間際に引き分けに持ち込む絶好機を作ったが、ベンジャミン・ムカンジョ(Benjamin Moukandjo)のヘディングはメキシコのGKギジェルモ・オチョア(Guillermo Ochoa)にセーブされた。

 メキシコは17日にフォルタレーザ(Fortaleza)でブラジルと、カメルーンは18日にクロアチアと対戦する。(c)AFP