【6月3日 AFP】サッカーカメルーン代表のフォルカー・フィンケ(Volker Finke)監督は2日、W杯ブラジル大会(2014 World Cup)に出場する最終登録メンバー23人を発表した。

 通算7回目のW杯出場となるカメルーンだが、12日に初戦を迎える本大会では開催国ブラジル、クロアチア、メキシコと同じグループAに入っており、劣勢が予想されている。

 イングランド・プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)でプレーし、現在33歳ながら衰えを知らないストライカーのサミュエル・エトー(Samuel Eto'o)は、通算4回目の出場となるW杯でチームをけん引する準備ができている。

 フィンケ監督が選出したメンバーのうち国内組はGKのロイク・フジュ(Loic Feudjou)とDFのセドリック・ジェグエ(Cedric Djeugoue)の2人だけで、そのほかの選手は欧州やトルコのクラブに所属している。

 フィンケ監督はまた、2010年のW杯南アフリカ大会(2010 World Cup)出場メンバーで、フランス・リーグ1のレンヌ(Stade Rennes FC)に所属するジャン・マクン(Jean II Makoun)と、スペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)に所属するアレクサンドル・ソング(Alexandre Song)を選出している。

 カメルーンは1日に行われた親善試合で、ドイツと2-2で引き分けている。