【5月27日 AFP】26日、サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)のためにベースキャンプ地入りするブラジル代表が乗ったバスを、賃上げなどを求めデモをしている教職員約200人が囲んだ。

 ブラジル代表は同日、リオデジャネイロ(Rio de Janeiro)の北約90キロのテレゾポリス(Teresopolis)にあるトレーニング施設へ向かうためにリオの国際空港に到着。空港では教職員らが、教育現場の危機を訴える横断幕を掲げて待ち構え「1人の教師の方が、ネイマール(Neymar da Silva Santos Junior、ブラジル代表FW)よりも大事」などとスローガンを叫んだ。多数の警官が動員されたが、デモ隊は空港外の路上でバスを取り囲み、速度が落ちたバスの車体にW杯開催に反対するステッカーを貼ったり、抗議メッセージを書き込んだりした。(c)AFP