【5月25日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ2013-14(UEFA Champions League 2013-14)は24日、ポルトガル・リスボン(Lisbon)のエスタディオ・ダ・ルス(Estadio da Luz)で決勝が行われ、レアル・マドリード(Real Madrid)が延長の末4-1でアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)を下し、通算10回目となる優勝を飾った。

 ここでは決勝を終えた両チームの監督、選手のコメントを紹介する。

■レアル・マドリードのカルロ・アンチェロッティ(Carlo Ancelotti)監督

「苦しいことも、難しいこともたくさんあったが、ついにやった。ふさわしい結果を手にすることができた。レアル・マドリードにとって非常に重要なトロフィーを勝ち取ることができて、とても満足している。1年を通して全力で仕事に取り組んできたのはこのためだ」

■レアル・マドリードのセルヒオ・ラモス(Sergio Ramos

「今まで決めてきたなかで一番重要なゴールだ。信じられない気分だよ。ファンのために最後まで戦いつづけた。僕のゴールではなく、ファンや僕の家族、チームを最後まで支えてくれたみんなのゴールだ。何年も待たされたけど、ようやく報われた」

■レアル・マドリードのアンヘル・ファビアン・ディ・マリア(Angel Fabian Di Maria

「レアルでチャンピオンズリーグを勝ち取ることができて、夢のようだ。子どもの頃からの夢だったし、ものすごく幸せだよ。本当に一生懸命にやってきたんだ。リーグは取れなかったけど、大きな犠牲を払ってここまで来たチームに、今は満足している」

■アトレティコ・マドリードのディエゴ・シメオネ(Diego Simeone)監督

「この試合に涙はふさわしくない。すべてを出し尽くしたときに、それ以上を求めることなどできない。相手のチームがいて、相手の選手がいる。それがサッカーだ」

「今は休んで、リラックスしなくては。そして、来シーズンも強大なチームと優勝を争い、彼らを苦しめられるように準備したい」

「これもサッカーだ。勝つこともあれば負けることもあり、今日はわれわれが負ける番だったが、少なくともすべて出し切ったことは自分たちで分かっている」

「この敗戦がチームをさらに良くするだろう。成長し続ける機会になるし、今では世界中が、アトレティコは優勝を争えるチームだということを分かっている」

■アトレティコ・マドリードのガビ(Gabi

「向こうは同点ゴールをねじ込んだ。これがサッカーだ。延長に入ってからは、レアルが勝者にふさわしかった。1年を通して獣のように戦ってきたし、限界まで出し尽くした」

(c)AFP