【5月25日 AFP】W杯ブラジル大会(2014 World Cup)開幕を控えるなか、膝の手術を受けたウルグアイ代表のルイス・スアレス(Luis Suarez)が24日、ツイッター(Twitter)でW杯に間に合うことをチームメートとファンに約束した。

 イングランド・プレミアリーグのリバプール(Liverpool FC)に所属し、同国のプロサッカー選手協会(Professional Footballer's AssociationPFA)とサッカー記者協会(England's Football Writers' Association)の両方から今季の最優秀選手に選出されたスアレスは、21日の練習中に左膝の半月板を痛め、内視鏡手術を受けていた。

 W杯開幕は19日後に迫っており、27歳のスアレスが本大会までにプレーできる状態に戻るかは、時間との闘いとなっている。

 しかしスアレスは、回復が間に合うことに自信をみせており、自身のツイッターアカウントに英語とスペイン語で「僕の夢は失われてなんかいない。行くよ」とメッセージを投稿した。

 投稿には、アルゼンチン代表のリオネル・メッシ(Lionel Messi)らも登場するプロモーション動画のアドレスも添えられている。

 ウルグアイサッカー協会(Uruguayan Football AssociationAUF)の幹部も、スアレスのW杯出場に楽観的な見方を示しており、協会のウィルマール・バルデス(Wilmar Valdez)会長は23日、予定通りに回復すれば、わずか2週間で練習に復帰できるとの見解を示していた。

 スアレスは今季、イングランドで輝かしいシーズンを過ごし、チームは最後のところでマンチェスター・シティ(Manchester City)に優勝を譲ったものの、スアレスの31得点の活躍もあって2位に躍進した。

 2011年のコパ・アメリカ(2011 Copa America)王者で、ブラジル大会ではイングランド、イタリア、コスタリカと同じグループDに入っているウルグアイは、スアレスとパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)に所属するエディンソン・カヴァーニ(Edinson Cavani)で2トップを組みたいと考えている。

 ウルグアイは6月19日のチーム初戦でコスタリカと対戦する。(c)AFP