【5月23日 AFP】イングランド・プレミアリーグのリバプール(Liverpool FC)に所属するウルグアイ代表のルイス・スアレス(Luis Suarez)が22日、膝の手術を受けた。

 ウルグアイサッカー協会(Uruguayan Football AssociationAUF)は同日、スアレスがW杯ブラジル大会(2014 World Cup)に出場する可能性を「除外しない」と話している。

 スアレスが手術を受けるのではないかと報道されたことを受け、AUFは声明を発表し、21日午前の練習で同選手が「左膝に激痛を覚えた」としている。

 この結果、スアレスは「半月板修復のための関節鏡手術」を受けることになった。

 声明では「膝にほかの損傷は見つかっていない」とあるが、AUFは27歳のスアレスが5月11日のリバプール対ニューカッスル(Newcastle United)戦でも同じ膝を痛めたことについて指摘している。

 母親のサンドラ・ディアス(Sandra Diaz)さんは地元メディアに対し、スアレスが同日の昼ごろ退院することを明かした。

 ウルグアイは、約3週間後にフォルタレーザ(Fortaleza)でコスタリカとのW杯初戦を控えており、スアレスは回復に向けて時間との闘いを強いられる。

 テレビジャーナリストのマルティン・チャルケロ(Martin Charquero)氏は、MRI検査で半月板に問題が見つかる前、スアレスが「練習中に痛みを感じていた」と自身のツイッター(Twitter)に投稿しており、AUFの声明はこれを認める形になった。

 イングランド・プレミアリーグで今季最多の31得点を記録したスアレスは、イングランド・プロサッカー選手協会(Professional Footballer's AssociationPFA)の年間最優秀選手を受賞したほか、イングランドサッカー記者協会(England's Football Writers' Association)選出の年間最優秀選手にも選ばれている。(c)AFP/Ana Inés CIBILS