【5月21日 AFP】イングランド・プレミアリーグ、チェルシー(Chelsea)のサミュエル・エトー(Samuel Eto'o)は20日、アフリカサッカー連盟(Confederation of African FootballCAF)のウェブサイトに掲載されたインタビューで、同クラブを率いるジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督に対し「操り人形」と、再び皮肉を込めた発言をした。

 モウリーニョ監督は約2か月前、私的な会話の中でエトーが実際はもっと年齢が上なのではないかと発言し、論争を巻き起こした。

 アフリカ年間最優秀選手に史上最多の4度選出されているエトーは、先週コートジボワールを訪れた際、問題の発言をしたポルトガル出身のモウリーニョ監督に「愚か者」の烙印(らくいん)を押して応戦した。

 この状況下で行われたCAFのインタビューで、カメルーンの主将として6月開幕のW杯ブラジル大会(2014 World Cup)に臨むエトーは、モウリーニョ監督をさらに攻撃している。

 来月でチェルシーとの契約が終了するエトーは、モウリーニョ監督との関係について聞かれると、「私の年齢に対する、あの操り人形の発言とは反対に、身体はまだまだ動く。33歳だが、調子は本当にいい。若い選手よりも動けることを証明したよ」と答えた。

「米国や中東に行く気はない。トップレベルで続けたいんだ。欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)でプレーを続ける」

「33歳ということは、あと2回W杯に出られる。41歳まで現役を続けた選手だっているんだ。私にもできるということだよ」

(c)AFP