【5月21日 AFP】ウクライナの今後を左右する大統領選挙を5日後に控えた20日朝、同国の国境警備当局は、国境近くに配備されていたロシア軍が撤退したとみられると発表した。

 4万人規模で配備されているとみられていたロシア軍部隊の姿は、国境から10キロ以内では一切見られなくなったという。ただし、当局はロシア軍が西側の要求に従い全面的に撤退したのか否かはについては言及しなかった。

 独ベルリン(Berlin)を訪問したウクライナのアンドリー・デシチーツァ(Andriy Deshchytsia)外相代行はこの件について、「確認できていない」と述べている。(c)AFP/Oleskandr SAVOCHENKO with Marion THIBAUT in Mariupol