【4月22日 AFP】イングランド・プレミアリーグ、チェルシー(Chelsea)のジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督は歯に衣着せぬ物言いで有名だが、欧州チャンピオンズリーグ2013-14(UEFA Champions League 2013-14)準決勝のアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)戦を控え、ここではモウリーニョ監督の過去の名言を5つ紹介する。

 ――FCポルト(FC Porto)を率いていた2004年、欧州チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦でアレックス・ファーガソン(Alex Ferguson)監督率いるマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)を破った試合後の記者会見で

「試合はどう見ても完敗で、しかも負けた相手が自分たちの10パーセントの予算しかないクラブだったのだから、悲しくなるのも無理はない」

 ――2004年にチェルシーの監督に就任した際の会見で

「高慢な奴だと思わないでもらいたいのだが、私は欧州王者だ。だから有象無象の輩ではないし、自分を特別な存在(special one)だと思っている」

 ――レアル・マドリード(Real Madrid)の指揮官への就任が決まった2010年5月、FCバルセロナ(FC Barcelona)との張りつめた関係について、記者会見で

「バルサは偉大なライバルで、われわれも敬意を持っている。私が彼らに憎まれているとしても、それは向こうの問題であって、私の問題ではない。私のサッカー辞典に恐れという言葉はない」

 ――チェルシーが2013年、犬猿の仲であるラファエル・ベニテス(Rafael Benitez)監督の下でヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2012-13)を制したことについて、記者会見で

「私はヨーロッパリーグのタイトルはほしくない。ヨーロッパリーグ優勝は、私にとっては大きな失望だ。私なら自分の選手たちに、そのレベルで満足する選手にはなってほしくない」

 ――『ワールドサッカー(World Soccer)』誌の2004年12月号で、サッカーの心理面について語って

「試合の前後に報道陣に対応する時はいつも、それが試合の一部だと考えるようにしている。試合前の記者会見に出れば、頭の中で試合はもう始まっている。試合後の記者会見では、試合はまだ終わっていない」

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