【4月16日 AFP】男子テニス、モンテカルロ・オープン(Monte Carlo Masters 2014)は15日、モナコのモンテカルロ(Monte Carlo)でシングルス2回戦が行われ、大会第9シードのジョーウィルフリード・ツォンガ(Jo-Wilfried Tsonga、フランス)は6-4、1-6、6-4でドイツのフィリップ・コールシュライバー(Philipp Kohlschreiber)を下し、3回戦進出を決めた。

 わずか2時間足らずの試合で、ツォンガは途中メディカルタイムアウトを取りながらも、熱狂的な観衆を前に3度目のマッチポイントで勝利を収めた。

 ツォンガは、4本のサービスエースを決めると、7度のブレークチャンスのうち2回をものにした。

 両者の対戦成績は、7勝1敗でツォンガが勝ち越しており、コールシュライバーは2009年のARAGワールド・チーム・カップ(ARAG World Team Cup 2009)で1度だけツォンガを下している。

 モンテカルロ・カントリー・クラブ(Monte Carlo Country Club)ではこの日、フランス勢にさまざまな結果をもたらされており、ツォンガの白星は明るいニュースとなった。

 同胞のジュリアン・ベネトー(Julien Benneteau)は6-4、3-6、6-4でオーストリアのユルゲン・メルツァー(Jurgen Melzer)を退けたが、ジル・シモン(Gilles Simon)は6-4、4-6、4-6でロシアのテイムラズ・ガバシュビリ(Teimuraz Gabashvili)に敗れている。

 ツォンガはこれで5度目の大会出場を果たしているが、フランス人選手にとっては「ホーム」での試合にもかかわらず、これまでの最高成績は昨年大会の準決勝進出に留まっている。

 しかしながら、ツォンガはモンテカルロではこれまで初戦敗退を経験したことがない。(c)AFP