【4月4日 AFP】ウェブブラウザ「ファイアフォックス(Firefox)」の開発元であるモジラ・コーポレーション(Mozilla Corporation)」の最高経営責任者(CEO)に先月就任したばかりだったブレンダン・アイク(Brendan Eich)氏が、米カリフォルニア(California)州の同性婚を禁止する法案を支持したことで物議を醸したことを理由にCEOを辞任した。

 モジラ・コーポレーションと、同社を所有する非営利財団モジラ財団(Mozilla Foundation)の会長を兼任するミッチェル・ベイカー(Mitchell Baker)氏がブログで発表した。

 アイク氏については、08年に米カリフォルニア州で同性婚を禁ずる規定を盛り込んだ法案を支持して現金を寄付していたことが明らかになり、インターネット上で批判を受けていた。(c)AFP