【3月16日 AFP】13-14イングランド・プレミアリーグは15日、第30節の試合が行われ、チェルシー(Chelsea)は0-1でアストン・ビラ(Aston Villa)に敗れた。

 2選手が退場し、ジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督が退席処分となった首位チェルシーは、タイトル争いの主導権を失った。

 ウィリアン(Willian Borges da Silva)とラミレス(Ramires Santos do Nascimento)の退場に挟まれる形で、後半37分にアストン・ビラのファビアン・デルフ(Fabian Delph)に許した得点で、チェルシーは2位マンチェスター・シティ(Manchester City)に対するアドバンテージを維持することを止められた。マンチェスター・シティは消化試合が3試合少ないものの、チェルシーとの勝ち点差を6としている。

 また、残り試合が多い中、マヌエル・ペジェグリーニ(Manuel Pellegrini)監督率いるマンチェスター・シティは得失点差でチェルシーを上回っている。

 後半ロスタイムには、ラミレスへのレッドカードに対し強く抗議に出たモウリーニョ監督がピッチに入り、クリス・フォイ(Chris Foy)主審から退席処分を受けた。

 モウリーニョ監督は、プレミアリーグのスタジアムの中では敵地ヴィラ・パーク(Villa Park)ではいまだに勝利を挙げられておらず、呪われていると感じるのも無理はない。

 チェルシーは、ネマニャ・マティッチ(Nemanja Matic)の得点がハンドで取り消された場面など数えるほどのチャンスしか作ることができず、無味乾燥なパフォーマンスに終始したが、指揮官は結果に不満を抱いているだろう。(c)AFP