【3月9日 AFP】世界ゴルフ選手権2014(World Golf Championships 2014)第2戦、キャデラック選手権(Cadillac Championship)は8日、米マイアミ(Miami)州ドーラル(Doral)のトランプ・ナショナル・ドーラル (Trump National Doral)で3日目が行われ、タイガー・ウッズ(Tiger Woods、米国)が通算1アンダーで4位タイに浮上した。

 世界ランキング1位のウッズは、この日6アンダーで今大会の最小スコアを記録し、首位との差を3打に縮め、猛チャージで優勝争いに名乗りを上げた。

 この日スコアを3ストローク伸ばした米国のパトリック・リード(Patrick Reed)が通算4アンダーで首位に立ち、これを2打差でジェイソン・ダフナー(Jason Dufner)とハンター・メイハン(Hunter Mahan)の米国勢が、さらに1打差でウッズとジェイミー・ドナルドソン(Jamie Donaldson、ウェールズ)が追っている。

 背中の痛みのため、最終日で棄権を強いられたザ・ホンダ・クラシック(The Honda Classic 2014)から1週間が経ち、ウッズはメジャー通算14勝の本領を発揮したが、ラウンド終盤はやや安定感を欠いたようにも見えた。

 ウッズは「良いプレーができた。良いスタートが切れて、その勢いを保ったまま、パットもいくつか決めることができた」とコメントした。

 しかし38歳のウッズは、好調だったラウンドの最中でさえ痛みとの戦いは続いていることを明かしている。

「少しは良い。でも痛みは日々強くなるし、時間が経つにつれてだんだん痛みが増している」

(c)AFP