【3月3日 AFP】男子ゴルフ、世界ランキング1位のタイガー・ウッズ(Tiger Woods)は2日、ザ・ホンダ・クラシック(The Honda Classic 2014)の最終ラウンドで、背中の痛みを訴え途中棄権した。

 米フロリダ(Florida)州パームビーチガーデンズ(Palm Beach Gardens)のPGAナショナル(PGA National)で行われていた同大会の3日目に、ウッズは今年の自身最少スコアとなる5アンダーを記録したが、この日は13番ホールまでに5オーバーをたたくと、同組の選手と握手を交わして突然コースをあとにした。

 今季のメジャー初戦で4月10日から13日に開催される第78回マスターズ・トーナメント(The Masters Tournament 2014)まで6週間を切っているが、2014年に入ってからのウッズは、ファーマーズ・インシュアランス・オープン(Farmers Insurance Open 2014)で3日目に姿を消し、欧州ツアーのドバイ・デザート・クラシック(Omega Dubai Desert Classic 2014)では41位タイに終わっており、またしても不本意な結果となってしまった。

 ウッズは、6日から米フロリダ(Florida)州ドラール(Doral)で行われる世界ゴルフ選手権(World Golf Championships 2014)第2戦、キャデラック選手権(Cadillac Championship)に出場する予定で、大会連覇を狙っている。

 しかし、ウッズは広報を通じ、昨年に続きタイトルを守れるかについて、「コメントするには時期尚早だ」と述べた。(c)AFP