【2月27日 AFP】スキージャンプW杯2013-2014は26日、スウェーデンのファールン(Falun)で男子個人第21戦が行われ、葛西紀明(Noriaki Kasai)が3位に入った。

ソチ冬季五輪のノーマルヒルでは最下位の31位に終わったドイツのゼヴェリン・フロイント(Severin Freund)が、立ち直りを見せて今大会を制した。

 五輪後初となったこの大会で、25歳のフロイントは合計266.1点を記録し、ソチ五輪のノーマルヒルで銀メダルを獲得したペテル・プレヴツ(Peter Prevc、スロベニア)を2位に、同ラージヒルで銀メダルを獲得した葛西を3位に抑えた。

 葛西は133メートル、130.5メートルを記録し、合計248.8点だった。

 この結果プレヴツは総合得点を988点とし、ソチで2冠を達成し、この日4位だったカミル・ストフ(Kamil Stoch、ポーランド)の971点を抜いて首位に立った。葛西が806点で3位につけている。(c)AFP