【2月20日 AFP】ソチ冬季五輪は20日、ノルディックスキー複合団体が行われ、最後のスプリント勝負でドイツに競り勝ったノルウェーが金メダルに輝いた。

 前半の飛躍で上位を占めたドイツ、オーストリア、ノルウェーが、後半の距離でも最後までメダルを争った。

 ノルウェーのヨルゲン・グラーバック(Joergen Graabak)とドイツのファビアン・リースル(Fabian Riessle)は、最終周でオーストリアを先行すると、最後のスプリント勝負ではグラーバックがリースルを振り切った。

 ノルウェーは47分13秒5を記録し、ドイツは0秒3差で銀メダルとなった。そしてオーストリアは難なく銅メダルを獲得している。

 ノルウェーにとってノルディック複合団体での金メダルは、1998年長野五輪以来となった。

 そして、18日に行われた個人ラージヒルで金メダルを獲得しているグラーバックにとって、今大会は素晴らしい五輪になった。(c)AFP