【2月19日 AFP】ソチ冬季五輪は18日、アルペンスキー女子大回転が行われ、スロベニアのティナ・マゼ(Tina Maze)が滑降に続く二つ目の金メダルをつかんだ。

 豪雪と豪雨に濃霧も加わり、決して競技に適した気候ではない中、30歳のマゼは2本合計タイム2分36秒87を記録した。

 スーパー大回転で優勝したオーストリアのアンナ・フェニンガー(Anna Fenninger)が、マゼとわずか0.07秒差で銀メダルを獲得し、バンクーバー冬季五輪のこの種目で金メダルを獲得したビクトリア・レベンスブルク(Viktoria Rebensburg、ドイツ)が、銅メダルを手にしている。

 マゼは、12日に行われた滑降でスイスのドミニク・ギザン(Dominique Gisin)と冬季五輪史上でも類を見ないデッドヒートを繰り広げ、同タイムで金メダルを獲得している。(c)AFP