【2月10日 AFP】男子プロゴルフのタイガー・ウッズ(Tiger Woods)のめい、シャイアン・ウッズ(Cheyenne Woods)が、自身のキャリアで最も規模の大きな大会で優勝を飾り、スーパースターのおじの影から抜け出した。

 ウッズの異母兄弟の娘であるシャイアンは、欧州女子ツアー・豪州女子ツアー共催のボルビックRACVレディスマスターズ(Volvik RACV Ladies Masters 2014)で最終日に4アンダーを記録し、オーストラリアのアマチュア選手を振り切って優勝を飾った。

 23歳のシャイアンはプロ転向から間もなく、米国内の小規模大会では優勝していたが、今大会の勝利はキャリア最大のものとなった。

 世界ランキング363位のシャイアンは、「この勝利は自分にとって大きな成果です」と語り、今回の快挙によって、名字ばかり話題に上ることから解放されることを期待していると付け加えた。

「プロに転向して2年が経過しましたが、そのほとんどで、ただタイガー・ウッズのめいであるという目で見られてきました。ですから、自分の力で優勝を成し遂げた今、とても興奮しています」

 今回の勝利で、欧州ツアーで今後2年間の出場権を獲得したシャイアンに対して、タイガーもツイッター(Twitter)アカウントでエールを送った。

「よくやった、シャイアン・ウッズ!」「素晴らしい勝利を成し遂げたね。君を心から誇りに思う」と、メジャー大会14勝の偉大なおじはつぶやいた。(c)AFP