【1月24日 AFP】フランス・リーグ1のASモナコ(AS Monaco)は23日、所属するラダメル・ファルカオ・ガルシア(Radamel Falcao Garcia)が、左足の膝の手術を受けると発表し、同選手の2014年サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)欠場が濃厚となった。

 クラブは完治までの期間については明らかにしていない。

 W杯の南米予選で9得点を挙げているファルカオが22日のフランス杯2013-14(French Cup 13-14)で負傷し、頭を抱え込みながら担架で運ばれていく写真は、各紙の一面に掲載された。

 コロンビアはW杯で、コートジボワール、ギリシャ、日本と同組のグループCに入っている。

 フランス代表の元チームドクターは、代表通算51試合で20得点を挙げている27歳のファルカオが、長期離脱を余儀なくされると示唆している。

「ファルカオのカルテは手元にないが、仮に靱帯断裂による手術だとすれば、最高のシナリオでも6か月は戦列を離れることになり、W杯は終わってしまっている」

 コロンビアサッカー連盟(Colombian Football FederationFCF)は表面上は冷静を装っており、ルイス・ベドジャ(Luis Bedoya)会長はファンに対し、「6月初旬まで」はW杯出場メンバーの選考が可能であるとし、「待とう」と語るにとどまった。

 これに先立ちモナコは、モンドール・アゼルグ・フット(Monts d'Or Azergues Foot)に3-0で勝利した22日の試合で、ファルカオが「前十字靱帯」を痛めたことを明らかにしていた。

 声明は続けて、「ファルカオは手術の必要がある。医師たちは彼が可能な限り早く回復するように全力を尽くしてくれるはずだ」としている。(c)AFP