【1月14日 AFP】ジョン・ケリー(John Kerry)米国務長官とセルゲイ・ラブロフ(Sergei Lavrov)露外相は13日、来週にスイスで開催予定のシリア内戦をめぐる国際和平会議を前に、仏パリ(Paris)で会談した。両氏は会談後の共同記者会見で、シリアの政権側と反体制派の双方に対し局地的停戦を受け入れるよう呼び掛けた。

 一方、イランの会議参加について、ケリー長官は、イラン政府が移行政府構想に合意することが前提条件だと主張し、ロシアとは引き続き意見が分かれた。

 今回の会談は、シリア内戦をめぐり22日からスイスのモントルー(Montreux)で開催予定の国際和平会議を前に開かれたもので、国連(UN)とアラブ連盟(Arab League)のラクダール・ブラヒミ(Lakhdar Brahimi)合同特別代表も参加。シリア反体制派を支持する米国と、バッシャール・アサド(Bashar al-Assad)大統領との長年の同盟関係を維持したいロシアの2大国が協調するまれな機会となった。

 ケリー長官は共同記者会見で、「停戦を促す可能性を話し合った。まず(シリア北部の)アレッポ(Aleppo)を手始めとした、局地的な停戦になるかもしれない」と語った。

 ラブロフ外相も「会議の開始前にできることをするべきだ」と述べ、「地域を限定した停戦の必要性をシリア内戦の全当事者に訴えていく」と付け加えた。(c)AFP/Michael MAINVILLE, Nicolas REVISE