【1月11日 AFP】ダカールラリー2014（Dakar Rally 2014）を主催するアモリ・スポール・オルガニザシヨン（Amaury Sport Organisation、ASO）は10日、前日行われた第5ステージ中にベルギー人二輪ライダーが死亡したと発表した。

 5人の子供の父親である50歳のエリック・パラント（Eric Palante）氏は、ホンダ（Honda）の一員として、9日はアルゼンチンのチレシト（Chilecito）からトゥクマン（Tucuman）までのレースに臨んでいた。

 11度目の大会出場で経験豊富なパラント氏は、今大会では3人目の犠牲者となった。9日には、車両の転落事故によりアルゼンチンの取材班の2人が死亡している。

 ASOは声明で、支援トラックがパラント氏の遺体を10日の午前8時30分頃に第5ステージの143キロメートル地点で発見したと発表。また、地元当局による調査が行われるとしている。

 二輪のアマチュア部門で出場していたパラント氏は、競技者としては通算36大会で23人目の死者となっている。(c)AFP