【1月8日 AFP】米ゴルフ情報誌「ゴルフ・ダイジェスト(Golf Digest)」は7日、2013年のゴルフ選手らの収入ランキングを公式ウェブサイトで発表し、世界ランクトップのタイガー・ウッズ(Tiger Woods、米国)が1位を飾った。タイガーはまた、生涯収入で約13億ドル(約1360億円)を突破している。

 メジャー通算14勝のウッズは2014年に約8300万ドル(約87億円)を稼ぎ、通算11回目となる今回のランキング発表で11回目の1位を獲得した。ウッズの昨年の収入のうち賞金は約1200万ドル(約12億5000万円)で、残り7100万ドル(約74億5000万円)はコース外で得たものだった。

 同記事によれば、ウッズが1996年のプロデビュー以降に積み重ねてきた獲得賞金およそ1億5500万ドル(約162億円)は、その間の通算収入のわずか12パーセントに過ぎず、残りの約11億6000万ドル(約1220億円)は広告収入等から得たものだという。ウッズに不倫スキャンダルが持ち上がり、離婚訴訟になった後も、プレーの外での収入は増え続けている。

 ランキングで2位につけたのはフィル・ミケルソン(Phil Mickelson、米国)で、その収入は約5200万ドル(約55億円)。そのうち広告および賞金以外の収入はおよそ4500万ドル(約47億円)に上った。

 ミケルソンは前シーズンに第142回全英オープン(The 142nd Open Championship)を制し、今季はこれまで史上最多6度の準優勝に終わっている全米オープン選手権(2014 US Open Championship)を勝ち取って、キャリアグランドスラムを達成することを目指している。