【1月6日 AFP】サッカー、元ポルトガル代表のエウゼビオ(Eusebio da Silava Ferreira)氏が5日、71歳で死去した。元所属クラブのベンフィカ(Benfica)が発表した。

 同クラブによると、死因は心不全。

 1965年にバロンドール(Ballon d'Or、当時の欧州最優秀選手賞)を受賞したモザンビーク出身のエウゼビオ氏は、世界で最も優れた選手の一人で、ポルトガル史上最高の選手と考えられている。

 ベンフィカでは1961-62シーズンのヨーロッパチャンピオンズカップ(European Cup)で優勝。15シーズンのプレーで10度のリーグタイトルを獲得すると、1964年から73年にかけてリーグ得点王に君臨した。プロ通算では745試合に出場し、733ゴールを挙げた。

 また、「黒ヒョウ」の異名を持つエウゼビオ氏は、1966年のW杯で9得点を挙げて得点王に輝き、チームを3位に導いている。(c)AFP