【1月4日 AFP】サッカーポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)が、ポルトガルに対するこれまでの貢献を評価され、同国で最も権威ある勲章の1つを授与されることが明らかになった。

 スペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)に所属するロナウドが今回受け取るのは、エンリケ航海王子勲章(Ordem do Infante Dom Henrique)で、ポルトガルの国際イメージへの貢献と、「若い世代にとっての忍耐強さの模範」としての役割をたたえ、アニバル・カバコシルバ(Anibal Cavaco Silva)大統領から授与される。

 大統領側が発表した声明でロナウドは、「世界中でポルトガルの象徴になっている」と評価された。

 28歳のロナウドが受け取るこの勲章は、1960年、ポルトガル海上帝国でとりわけ重要な人物であるエンリケ航海王子の没後500年を記念して創設された。

 勲章授与の式典は7日、リスボン(Lisbon)郊外に位置する大統領公邸のベレン宮殿(Belem Palace)で行われる。それからわずか6日後の13日には、2013年の世界最優秀選手に与えられる「FIFAバロンドール(FIFA Ballon d'Or)」の受賞式がスイスのチューリヒ(Zurich)で行われる。

 2008年に同賞を受賞したロナウドは、今回もFCバルセロナ(FC Barcelona)のリオネル・メッシ(Lionel Messi)、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)のフランク・リベリ(Franck Ribery)とともに最終候補の3人に残っている。(c)AFP