【1月1日 AFP】(記事更新)サッカー第93回天皇杯(The 93rd Emperor's Cup)決勝は1日、東京・国立競技場(National Stadium)で行われ、横浜F・マリノス(Yokohama F Marinos)が2-0でサンフレッチェ広島(Sanfrecce Hiroshima)を下し、優勝を飾った。

 Jリーグ1部(J1)優勝を逃したマリノスが歴史ある天皇杯を制し、リーグ王者サンフレッチェにリベンジを果たした。

 マリノスは前半17分に齋藤学(Manabu Saito)のゴールで先制すると、その4分後には中村俊輔(Shunsuke Nakamura)のCKを起点に中澤佑二(Yuji Nakazawa)が追加点を挙げた。

 マリノスにとってタイトル獲得は、リーグ優勝を果たした2004年以来となった。

 2013年シーズンのマリノスは、サンフレッチェと対戦したリーグ戦2試合すべてに勝利していたものの、最終節で優勝を逃していた。

 J1最終節ではマリノスが0-1で川崎フロンターレ(Kawasaki Frontale)に敗れると、鹿島アントラーズ(Kashima Antlers)に2-0で勝利したサンフレッチェが逆転でリーグ2連覇を達成した。

 現在35歳の中村は試合後、「優勝してうれしいけれど、リーグ戦のほうが良かったです。勝てて終われることができて良かった」とコメントした。(c)AFP