ブロンコスが勝利、マニングがシーズンTDパス記録を更新
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【12月23日 AFP】13NFLは22日、第16週の試合が各地で行われ、デンバー・ブロンコス(Denver Broncos)は37-13でヒューストン・テキサンズ(Houston Texans)で勝利し、アメリカン・カンファレンス(AFC)西地区優勝を決めた。
この試合でブロンコスのペイトン・マニング(Peyton Manning)が今季51本目のタッチダウンパスを決め、NFLの歴代シーズン記録を更新した。
これまで同一シーズンのタッチダウンパス最多記録を保持していたのは、ニューイングランド・ペイトリオッツ(New England Patriots)のトム・ブレイディ(Tom Brady)。マニングはインディアナポリス・コルツ(Indianapolis Colts)在籍時代2004年に49本をマークしたが、ブレイディが2007年に50本を決めてその記録を塗り替えていた。
「きっとこれは一時的な記録だろうね。来年になればブレイディに破られるさ」とマニングはコメントした。
「それでもやっぱり嬉しいものだ。これはチームでつかんだ記録だ」
マニングはこの試合に決めた4本のタッチダウンパスのうち、3本を最終クオーターに決めており、その中の2本はエリック・デッカー(Eric Decker)が受けた。そしてシーズン51本目は、試合残り4分28秒としたところでジュリアス・トーマス(Julius Thomas)がレシーブした25ヤードのパスだった。
マニングは、この試合で51本中32本をパスを成功させ、400ヤードを獲得した。今回の試合でテキサンズが13連敗を喫した一方で、ブロンコスはシーズン戦績を12勝3敗に伸ばしたともに、プレーオフ1回戦の不戦勝を確定させた。
また現在37歳で、これまで4度の首の手術を受けてきたマニングは、今季のパス獲得ヤードを自己最多の5211に伸ばした。
マニングは他にも、パス数とパスヤードのシーズン新記録にも近づいており、来週行われるレギュラーシーズン最終戦のオークランド・レイダーズ(Oakland Raiders)との試合で記録更新に挑む。
さらにブロンコスは、2007年にブレイディ擁するペイトリオッツが残したシーズン総得点記録まで、あと17得点としている。(c)AFP