【12月22日 AFP】米大リーグ(MLB) のテキサス・レンジャーズ(Texas Rangers)が、7年総額1億3000万ドル(約135億3000万円)で秋信守(Shin-Soo Choo、チュ・シンス)と契約を結んだと、21日に大リーグ公式サイトが報じた。

 メディカルチェックが終わっていないため、レンジャーズは秋信守と正式に契約を結んだと発表していない。

 フリーエージェント(FA)の未契約選手の中で最も注目されていた31歳の秋信守は、2013年シーズンには外野手としてシンシナティ・レッズ(Cincinnati Reds)で154試合に出場し、ミゲル・カブレラ(Miguel Cabrera)、ジョーイ・ボット(Joey Votto)、マイク・トラウト(Mike Trout)に続き、リーグ全体で4位となる自己最高の出塁率.423を記録した。

 大リーグ最多の26死球と自己最多を29更新する112四球が出塁率を向上させた。

 レッズからの単年1410万ドル(約14億7000万円)の契約を拒否していた秋信守は、シアトル・マリナーズ(Seattle Mariners)、クリーブランド・インディアンス(Cleveland Indians)、レッズでMLB通算9年間プレーし、通算打率.288、104本塁打、427打点の実績を残している。

 左投げ左打ちの秋信守は昨シーズンはレッズの1番打者として、打率.285、21本塁打、54打点、20盗塁の成績を記録した。

 秋信守の加入は、2010年、2011年にワールドシリーズ出場、2012年はワイルドカードでプレーオフに進出したものの2013年はレギュラーシーズンで敗退しているレンジャーズの攻撃陣に大きな刺激を与えることになるとみられている。(c)AFP