【12月16日 AFP】南アフリカの首都プレトリア(Pretoria)で16日、ネルソン・マンデラ(Nelson Mandela)元大統領の銅像の除幕式が行われた。高さ9メートルの銅像が設置された政府庁舎ユニオンビル(Union Buildings)は、1994年にマンデラ氏が南ア初の黒人大統領に就任したゆかりの地だ。

 マンデラ氏の銅像は笑顔で、両手を大きく広げ、一歩前に踏み出した姿をしている。「和解の日(Reconciliation Day)」として国の祝日となっている16日に行われた除幕式には、ジェイコブ・ズマ(Jacob Zuma)大統領も出席。銅像の姿勢について「南アフリカが現在は民主主義国であることを示している。全国民を抱擁し『共に行こう、団結しよう』と呼び掛けているのだ」と説明した。(c)AFP