【12月13日 AFP】米大リーグ(MLB)のテキサス・レンジャーズ(Texas Rangers)は12日、ルール・ファイブ・ドラフトのマイナーリーグ・フェーズで、NFLのシアトル・シーホークス(Seattle Seahawks)に所属するQBラッセル・ウィルソン(Russell Wilson)を指名した。

 ルール・ファイブ・ドラフトは若手選手をマイナーで飼い殺すことを防ぐ目的を持ち、毎年MLBのウインターミーティングで行われるが、通常はさほど注目を集めるものではない。

 ウィルソンは、コロラド・ロッキーズ(Colorado Rockies)傘下でマイナーリーグの試合に1度出場したことがあるため、指名の対象となっていた。

 しかしながらウィルソン本人は、2つのスポーツでスターダムに上がることを目指すつもりはないという。

 ウィルソンはレンジャーズから指名されたことについて「すごくクール」と答えたが、現在はMLBのドラフトよりも、16日に行われるシーホークスのニューヨーク・ジャイアンツ(New York Giants)戦に向けて集中を高めていると語った。

「NFLでプレーできているんだから、これ以上は望めないよ」

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