【12月11日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ2013-14(UEFA Champions League 2013-14)は10日、グループリーグ最終節の試合が各地で行われ、グループCのベンフィカ(Benfica)は2-1でパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)に勝利したものの、決勝トーナメント進出はならなかった。

 PSGは前半37分にエディンソン・カヴァーニ(Edinson Cavani)がゴールを奪い、敵地エスタディオ・ダ・ルス(Estadio da Luz)で先制したが、ベンフィカは前半終了間際にロドリゴ・リマ(Rodrigo Lima)がPKを決めて試合を振り出しに戻した。

 ベンフィカは後半13分にニコラス・ガイタン(Nicolas Gaitan)のゴールが決勝点となり、逆転勝利を収めたが、同日行われていた試合でオリンピアコス(Olympiacos)が勝ち点3を獲得したことで、ベンフィカにとっては受け入れ難い結果がもたらされた。

 1960年代に2度の欧州王者に輝いているベンフィカと2位の座を争っていたオリンピアコスは、RSCアンデルレヒト(RSC Anderlecht)を3-1で下して勝ち点で並んだが、直接対決で上回るオリンピアコスが決勝トーナメント進出を決めた。

 すでにグループリーグ突破を決めていた首位PSGのローラン・ブラン(Laurent Blanc)監督は、出場停止のマルコ・ヴェッラッティ(Marco Verratti)とグレゴリー・ファン・デル・ ヴィール(Gregory Van Der Wiel)に加え、ズラタン・イブラヒモビッチ(Zlatan Ibrahimovic)とチアゴ・シウバ(Thiago Silva)を今回の遠征に帯同させなかった。(c)AFP