【12月6日 Relaxnews】日常から離れてのんびりしたい人にうってつけなのがクルーズ旅行だが、がらっと気分転換したければ豪華なクルーズ船よりも、帆船での旅がおすすめだ。

・インドネシアの島々を巡るアリラ・プルナマ(Alila Purnama)号

 アリラ・プルナマ号は、チーク材で造られた伝統の帆船「ピニシ(Phinisi)」だ。全長46メートル、3つのデッキを備え、乗客定員は10人。コモド(Komodo)島やラジャアンパット(Raja Ampat)への船旅では、サンゴ礁スポットでのダイビングやスパ・セラピーが楽しめる。価格は、7日間のクルーズで2名1万500ドル(約107万円)から。

・世界最大級の商用帆船、ロイヤル・クリッパー(The Royal Clipper

 ロイヤル・クリッパー号は5本マストの豪華帆船。全長134メートルの船体は現在も商業利用されている帆船としては世界最大級だ。乗客定員は227人で、船内にはプールが3つにスポーツジムもある。季節によってカリブ海(Caribbean Sea)や地中海(Mediterranean Sea)でのクルーズを提供している。

・ル・ポナン(Le Ponant )号で大西洋横断

 ル・ポナン号は3本マストの帆船で、全長88メートル、乗客定員は64人。船内にはプール、サウナ、2つのレストランが備わっている。春~夏は地中海を、冬にはカリブ海のフランス領アンティル(Antilles)やアフリカ西部の島国カボベルデを巡るほか、無寄港の大西洋横断クルーズも年に2回、1250ユーロ(約17万円)から提供している。

・双胴船で行くタイ沿岸ツアー

 プーケット(Phuket)を出発して、ターコイズ色のアンダマン海(Andaman Sea)を帆走し、パナック島(Koh Phanak)のラグーンやピピ島(Koh Phi Phi)のビーチ、ランタ島(Koh Lanta)など、タイが誇るリゾート島を巡る。10日間のクルーズは1人2800ドル(29万円)から。

・ギリシャの島々を巡るヨット操縦体験

 ギリシャ・サントリーニ(Santorini)島からミコノス(Mykonos)島までのクルーズでは、全長10~17メートルの単胴船を操縦する機会を乗客に提供している。利用可能な期間は5月~10月で、価格は1人1130ユーロ(約16万円)から。

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