【11月21日 AFP】シーズンの最多得点者に与えられる欧州ゴールデン・シュー賞(The European Golden Shoe 2013)の表彰式が20日に行われ、2012-13シーズンに46得点を挙げたFCバルセロナ(FC Barcelona)のリオネル・メッシ(Lionel Messi)が、自身3度目の受賞を果たした。

 表彰式で26歳のメッシは、受賞は同シーズンのスペイン1部リーグを制し、今季も首位に立つチームの面々のおかげだと語った。

 メッシは「本当にうれしい。本当に美しい賞です。(バルセロナの)チームのみんなと、チームがシーズンを通して続けてきたことがあったからこその受賞です」とコメントした。

 昨シーズン、リーグ戦32試合に出場して46得点を挙げたメッシは、2010年と12年にも同賞を受賞しており、史上初めてゴールデン・シューを3度勝ち取った選手となった。

 バルセロナ(Barcelona)市内で行われた表彰式にはチームメートのカルレス・プジョル(Carles Puyol)とセスク・ファブレガス(Cesc Fabregas)も参加し、メッシはかつてバルセロナで活躍したフリスト・ストイチコフ(Hristo Stoichkov)氏から金色のシューズを手渡された。

 メッシは11月10日のレアル・ベティス(Real Betis)戦でハムストリングを負傷し、現在は戦列を離れている。メッシの負傷はこれが今年4度目となる。

 クラブはメッシの負傷について、復帰まで最大で8週間かかるとコメントしている。

 アルゼンチン代表で主将も務めるメッシは、表彰式で「少しずつ良くなっていて、ありがたいことに痛みはもうない」と語った。

 復帰時期については「すべてこの後の経過次第だ。いつかは戻るけど、何日とかいつとかは言えない」と付け加えている。

「目標は全身をさらに強くして復帰することだ。再発したり、不安を抱えながらプレーしたりすることがないようにね」

(c)AFP