【11月20日 AFP】少なくとも1か月に1回はソーシャルネットワーキングサイト(SNS)にログインする人の数が2013年、世界の人口の5人に1人にあたる推定16億1000万人に達した。米インターネット調査会社イーマーケター(eMarketer)が19日、発表した。

 報告書によると、世界のSNS人口は昨年と比べて14.2%増加した。この成長が続けば、2017年までには23億3000万人に達する見通しだ。

 SNSが最も浸透している国はオランダで、63.5%だった。2番手には63.3%でノルウェーが付け、スウェーデン(56.4%)、韓国(54.4%)、デンマーク(53.3%)、米国(51.7%)、フィンランド(51.3%)と続いた。またカナダ(51.2%)と英国(50.2%)も過半数がSNSを使用していた。

 一方、今年最も成長したのはインドでSNSユーザー数は前年比37.4%増だった。とはいえ、インドのSNSユーザーは人口のわずか7.7%だ。また、インドネシアの成長率は28.7%、メキシコは同21.1%と推計された。この3か国は、米SNSフェイスブック(Facebook)の成長率が最も高い3か国でもある。

 フェイスブックユーザーが最も多いのは米国でその数は1億4680万人。だが、インドの高い成長率とその人口の多さから、2016年までにはインドが世界で最もフェイスブックユーザーを抱える国となる見通しだ。

 報告書は、調査会社や政府機関、報道機関、企業発表などのデータに基づいて作成された。(c)AFP