【11月21日 AFP】(記事更新)2014年サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)の大陸間プレーオフ第2戦が20日、モンテビデオ(Montevideo)で行われ、ウルグアイは0-0でヨルダンと引き分けたものの、2試合合計スコアを5-0として本大会出場を決めた。

 これによりW杯の全出場国が出そろった。

 敵地アンマン(Amman)で行われた13日の第1戦でウルグアイが5-0でヨルダンを一蹴したことで、首都モンテビデオのセンテナリオ・スタジアム(Centenario Stadium)を埋め尽くしたファンはフルメンバーのチームが大量ゴールによる勝利をもたらしてくれることを期待していた。

 しかし、ヨルダンは守備に人数を割き、フィジカルを押し出した戦いぶりに徹してことあるごとにオスカル・タバレス(Oscar Tabarez)監督率いる相手をいら立たせた。

 それでもウルグアイの選手と観客は試合終了と同時に喜びを爆発させ、スタジアムの上空には花火が打ち上げられた。

 南米予選で5位に終わりプレーオフに臨んだウルグアイは、最後の32チーム目としてW杯への切符を手にしている。

 2010年の南アフリカ大会(2010 World Cup)で準決勝進出を果たしたウルグアイも地区予選の戦いでは苦しみ、遅まきながら最後の5試合で4勝を挙げて5位に食い込んだ。

 ウルグアイと並んで本大会に出場する南米チームは、開催国ブラジル、アルゼンチン、コロンビア、エクアドル、チリとなる。(c)AFP