【11月7日 Relaxnews】トレーニングの数値化はフィットネスの未来だとして歓迎されているが、米カリフォルニア(California)州の新しいフィットネススタジオはそのコンセプトをさらに推し進めようとしている。トレーニングマシーン「フィットウォール(Fitwall)」は、心拍数モニターとタブレット型端末「iPad(アイパッド)」を取り入れており、しっかりと汗を流すことができる。──もし、あなたがサーバーラックのようなもので運動しても構わないというのなら。

 新しい数値化型のジムはこのほどサンディエゴ(San Diego)にオープンした。来年にはカリフォルニア州の他のベイエリアやコロラド(Colorado)州、ニューヨーク(New York)でもオープンする予定。さらに今後数年かけて米国内に約100のフィットネス・スタジオがオープンする計画だ。

 サンディエゴの総面積792平方メートルのスタジオには従来のジムのような受付はない。その代わりにiPadを備えたラウンジで、会員はチェックインを行う。また、トレッドミルやバーベルもなく、16台のFitwalls(垂直トレーニング機器)のみだ。iPadを接続して運動をモニタリングし、筋力アップの運動や有酸素運動、ストレッチなど900種類ものエクササイズが可能だ。

 しかし、Fitwallで運動したいなら、月120ドル(約1万2000円)〜の料金がかかり、決して安くはない。会員はオンラインまたはスマートフォンでセッションを購入し、スタジオは現金不要で利用できる。(c)Relaxnews/AFPBB News