【11月3日 AFP】米NFLのデンバー・ブロンコス(Denver Broncos)は2日、ジョン・フォックス(John Fox)ヘッドコーチが心臓の大動脈弁の手術のため、数週間チームを離脱すると発表した。手術は数日中に行われるという。

 フォックスHCは、米ノースカロライナ(North Carolina)州シャーロット(Charlotte)のクウェイルホロー・クラブ(Quail Hollow Club)でゴルフをしている最中に目まいを感じ、同地の病院へ入院して検査を受けていた。

 詳しい情報は明らかにされていなかったものの、フォックスHCは同様の手術をシーズン終了後に受けることを予定していた。しかし、今回の件を受けて医師は予定を早めることを余儀なくされた。

 フォックスHCは「前から分かっていた健康の問題で、少しチームから離れなくてはならないのを残念に思うが、こうするのが正しいということは理解している」と声明を発表した。

「自信を持って言えるのは、われわれのコーチと選手が、目標へ向けて全力を尽くしてくれるということだ。できる限り早く仕事に復帰できるのを楽しみにしている」

 ブロンコスはスター選手のペイトン・マニング(Peyton Manning)にけん引され、シーズン半ばの現時点で7勝1敗と、ここまで無敗のカンザスシティ・チーフス(Kansas City Chiefs)に次ぐNFL全体で2位の成績を残している。今週末には試合がなく、そのためフォックスHCは、まれな休みを利用してゴルフに出かけていた。(c)AFP