【10月21日 AFP】13NFLは20日、第7週の試合が各地で行われ、インディアナポリス・コルツ(Indianapolis Colts)は39-33でデンバー・ブロンコス(Denver Broncos)を破った。

 コルツは元チームの英雄ペイトン・マニング(Peyton Manning)を敬意を持って迎えたが、主役の座は現QBのアンドリュー・ラック(Andrew Luck)が奪った。

 ラックはパスで3つ、ランで1つのタッチダウンを決め、マニングのルーカス・オイル・スタジアム(Lucas Oil Stadium)凱旋試合でコルツを勝利へ導いた。

 2012年にコルツから放出された37歳のマニングは、その後3月にブロンコスに加入した。そのマニングが古巣で試合を行うのは、退団以来これが初めてだった。

 コルツの熱狂的なファンはマニングを温かく迎え入れ、ブロンコスの面々が通路を抜けてフィールドに出ると、マニングをたたえる映像が流された。これに対してマニングも、映像の終了とともに、観衆に手を振って感謝を示した。

 しかし、試合ではラックの活躍と強固なディフェンスでマニングの夜にすることは許さず、ブロンコスのレギュラーシーズンでの連勝を17で止めた。

 マニングはパス49本中29本を成功させて386ヤードを獲得し、3タッチダウンを決めたが、インターセプトを1つ許した。

 マニングは「ここに戻ってこられて楽しかった。あの賛辞には感謝するが、試合ではへこませてもらったよ。懐かしいチームメートに再会できたのもうれしかった」とコメントした。

 マニングのプレーは、ブロンコス加入後も衰えを知らない。コルツ戦を迎える時点で、パスでは今季最多となる2179ヤードを獲得し、22本のタッチダウンパスを決めている。これは、開幕からの6試合では史上最高記録となっている。(c)AFP