【10月19日 AFP】13-14イタリア・セリエAは18日、第8節の試合が行われ、ASローマ(AS Roma)が2-0でナポリ(SSC Napoli)に快勝し、開幕8連勝を飾った。

 ローマはミラレム・ピャネツ(Miralem Pjanic)がPKを含む2得点の活躍を見せ、ナポリとの勝ち点差を5に広げた。

 首位と勝ち点2差でこの試合に臨んだナポリは、かつて在籍したスター選手のディエゴ・マラドーナ(Diego Maradona)氏が観戦するなか、ルディ・ガルシア(Rudi Garcia)監督が率いるローマのシーズン開幕から続いている快進撃を止めることを望んでいた。

 しかしゴラン・パンデフ(Goran Pandev)とロレンツォ・インシーニェ(Lorenzo Insigne)が絶好の得点機を決めきれず、ラファエル・ベニテス(Rafael Benitez)監督のナポリは前半だけで2度の得点チャンスを逃した。

 その後、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表のピャネツは前半終了間際に直接FKでローマに先制点をもたらすと、後半にはマルコ・ボリエッロ(Marco Borriello)がナポリのパオロ・カンナヴァーロ(Paolo Cannavaro)に倒されて得たPKで追加点を奪った。

 ローマが8連勝で勝ち点を24に伸ばした一方で、今季初黒星を喫したナポリは、20日の試合でフィオレンティーナ(Fiorentina)と対戦するユベントス(Juventus)の結果次第で、リーグ2位の座から後退する。(c)AFP/Justin DAVIS