【10月16日 AFP】サッカー国際親善試合は15日、各地で行われ、ブラジルは2-0でザンビアに勝利した。

 2014年W杯(2014 World Cup)開催国のブラジルは、現在アジア遠征を行っている。

 中国の北京国家体育場(Beijing National Stadium)、愛称「鳥の巣(Bird's Nest)」で行われたこの試合で、ブラジルはオスカル(Oscar dos Santos Emboaba Junior)とデデ(Anderson Vital da Silva 'Dede')の得点で勝利を挙げた。

 一方、12日にソウル(Seoul)で行われた試合で韓国に容赦なく苦しめられながらも決勝点も決めたネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)は、中国のファンの前でもその力量を披露。FKでクロスバーを叩く場面も見られた。

 ブラジルの先制点を決めたのはオスカルだった。後半13分にオスカルがエリア外からカーブのかかったシュートを放つと、ボールは弧を描いてザンビアのGKを越え、ゴールネットに吸い込まれた。

 その7分後、ネイマールが蹴ったFKの浮き球のパスにデデが頭で合わせ、ブラジルは2-0とした。

 この試合でルイス・フェリペ・スコラーリ(Luiz Felipe Scolari)監督は主力ではない選手を多く起用したものの、ブラジルは得点のチャンスを多く作った。5度のW杯優勝を誇るブラジルにとっては効率のいい試合となった。(c)AFP