【10月14日 AFP】13NFLは13日、第6週の試合が各地で行われ、ニューイングランド・ペイトリオッツ(New England Patriots)が30-27でニューオーリンズ・セインツ(New Orleans Saints)に勝利した。

 ペイトリオッツは、QBトム・ブレイディ(Tom Brady)が試合時間残り5秒でケンブレル・トンプキンス(Kenbrell Thompkins)への17ヤードのタッチダウンパスを決め、今季ここまで無敗だったセインツに土をつけた。

 前週まで続いていた52試合連続のタッチダウン記録が途切れたブレイディだったが、6万8756人の観客が訪れた本拠地ジレット・スタジアム(Gillette Stadium)で、残り73秒からのドライブを完結させてチームを勝利へ導いた。

 ブレイディは、自陣30ヤード地点から3本のパスを通して敵陣26ヤードにまで攻め込むと、残り4ヤードのフォースダウンギャンブルでオースティン・コリー(Austin Collie)に9ヤードのパスを通して攻撃を継続させた。

 ボールをスパイクして時計を止めたブレイディは、その後エンドゾーン左奥のトンプキンスにパスを通した。

 ブレイディは43本中25本のパスを通し、269ヤードを獲得。勝ったペイトリオッツは今季の戦績を5勝1敗としている。

 この勝利でペイトリオッツのビル・ベリチック(Bill Belichick)ヘッドコーチは指揮官として通算210勝目を挙げ、NFLでの通算勝利数でチャック・ノール(Chuck Noll)氏を抜き、単独5位に浮上している。(c)AFP