【10月11日 AFP】13NFLは10日、第6週の1試合が行われ、シカゴ・ベアーズ(Chicago Bears)が27-21でニューヨーク・ジャイアンツ(New York Giants)を下した。

 ベアーズはブランドン・マーシャル(Brandon Marshall)が2回のタッチダウンを含むレシーブ9回成功で87ヤードを獲得し、ジャイアンツを1976年以来となる開幕6連敗に追い込んだ。

 試合は27-21で迎えた残り5分21秒の場面で、ジャイアンツが自陣15ヤード地点でボールを獲得し、そこからベアーズの36ヤード地点まで侵入した。

 しかし迎えた攻撃で、ジャイアンツのQBイーライ・マニング(Eli Manning)がリーグ最多となる第4クオーターでの通算8本目のインターセプトをベアーズのティム・ジェニングス(Tim Jennings)に許すと、1分54秒を残して試合の行方は決した。

 ベアーズのカイル・ロング(Kyle Long)は、「ターンオーバーでも、サックでもない。ただ勝因がそれなのは間違いない」とコメントした。

 マーシャルは最近3試合で獲得したヤードは161に抑えられ、レシーブは16回成功、タッチダウンは1回にとどまっていた。

 一方、けが人に悩まされているジャイアンツは、前回の試合で首を痛めたRBのデビッド・ウィルソン(David Wilson)を欠いてこの試合に臨んだが、スーパーボウル進出が絶望的になる結果に終わった。

 ジャイアンツとの通算49度目の対戦で勝利したベアーズは、これで対戦成績を28勝19敗2分としている。

 NFLのプレーオフが現行の形式に変わった1990年以降、0勝6敗からプレーオフに進出したチームは1つもない。

 ジャイアンツのマニングは、1986年のダン・フォウツ(Dan Fouts)以来となる、開幕6試合を終えて計15インターセプトを喫した選手となった。

 敗れたジャイアンツはウィルソンに代わって出場したブランドン・ジェイコブス(Brandon Jacobs)がラン22回成功で106ヤードを獲得し、2タッチダウンを記録した。

 ジャイアンツを率いるトム・コフリン(Tom Coughlin)HCは、「負けるのにはうんざりだが、この位置にいるのは自分たちのせいだ。抜け出す方法は1つしかない」とコメントした。(c)AFP