【10月7日 AFP】13F1第14戦韓国GP(Korean Grand Prix 2013)は6日、決勝が行われ、レッドブル(Red Bull)のセバスチャン・ベッテル(Sebastian Vettel)が優勝を飾った。

 ポールトゥウィンを飾ったベッテルは、4年連続となるドライバーズタイトル獲得目前となった。

 26歳のベッテルは、13日に行われる第15戦日本GP(Japan Grand Prix 2013)で優勝し、なおかつフェラーリ(Ferrari)のフェルナンド・アロンソ(Fernando Alonso)が8位以下でレースを終えれば4連覇達成となる。

 2度のセーフティーカー導入、さらに燃えさかるマシンからチームメートのマーク・ウェバー(Mark Webber)が逃れるシーンを目にしても、ベッテルの4連勝は揺るぎなかった。

 ベッテルから4秒224遅れでロータス(Lotus F1 Team)のキミ・ライコネン(Kimi Raikkonen)が2位、同じくロータスのロマン・グロージャン(Romain Grosjean)が3位に入った。

 ザウバー(Sauber)のニコ・ヒュルケンベルグ(Nico Hulkenberg)が4位に入り、2番グリッドからスタートしたメルセデスAMG(Mercedes AMG)のルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)が5位に続いた。

 ベッテルは韓国GPで3連勝を飾っており、総合では277ポイントとしており、このレースで6位に終わったアロンソとの差を77ポイント差に大きく広げた。

 レース31周目には、ストレートでマクラーレン・メルセデス(McLaren-Mercedes)のセルジオ・ペレス(Sergio Perez)の右フロントタイヤがバーストするアクシデントが起き、タイヤ片がトラックに危険なほど散らばって、セーフティーカーが導入された。

 さらに、38周目にはフォースインディア(Force India)のエイドリアン・スーティル(Adrian Sutil)がスピンするとウェバーのマシンをコース上から押し出した。

 するとウェバーのマシンから火の手が上がったが、ウェバーは無事にマシンから抜け出した。(c)AFP/Peter Stebbings