【9月18日 AFP】欧州サッカー連盟(Union of European Football AssociationsUEFA)のミシェル・プラティニ(Michel Platini)会長は17日、国際サッカー連盟(FIFA)の会長選に立候補するかどうかについては2014年サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)の開催中、もしくは大会後に決断すると語った。

 プラティニ会長は、クロアチアのドゥブロブニク(Dubrovnik)で行われたUEFAの会合で「将来どうするかについてまだ決めていない。あと数か月は考えようと思っている」と述べた。

「私は2014年のW杯開催中、もしくは大会後に決断するのであって、それより前ということはない」

 1984年の欧州選手権(UEFA Euro)でフランス代表主将としてチームを優勝に導いた経験を持ち、2007年から現職に就いているプラティニ会長は、FIFAのジョセフ・ゼップ・ブラッター(Joseph Sepp Blatter)会長の後を継ぐ筆頭候補として考えられている。

「(FIFAの)選挙はこの先2年は行われない。それなのに話題になったり、議論の的になることは私にとって傲慢に感じる。サッカー界には他にもっと重要な問題がある」とプラティニ会長は集まったメンバーに向かって語りかけた。

「もっと差し迫った問題に集中しよう。また数か月も経てば私の去就について語る時間はいくらでもある」

 一方のブラッター会長は自身の再選について話題が及ぶたびに発言を変えているが、現時点ではブラッター会長の後任として会長選への出馬を正式に表明している人物はいない。(c)AFP