【9月11日 AFP】2014年サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)南米予選は10日、各地で行われ、ウルグアイは2-0でコロンビアを下した。

 エディンソン・カヴァーニ(Edinson Cavani)とクリスティアン・ストゥアニ(Christian Stuani)による後半のゴールで勝利を得たウルグアイは、本大会出場への望みに向けて大きく前進した。一方で、コロンビアの予選突破は持ち越しとなった。

 コロンビアは1998年フランス大会以来となる本大会出場を決めるまで、あと勝ち点1と迫っている。この試合では終盤まで0-0の状態が続いたため、コロンビアの出場はこの日に決定するかように見られた。

 しかし後半32分にウルグアイが均衡を破った。カヴァーニがマキシ・ペレイラ(Maxi Pereira)からの見事なクロスを頭で合わせ、コロンビアのGKダビド・オスピナ(David Ospina)を破る先制ゴールを決めた。

 同35分にはガストン・ラミレス(Gaston Ramirez)がエリア内にスペースを作り、背後にストゥアニを見つけてボールを切り返すと、ストゥアニは冷静にシュートを決め、スコアを2-0とした。

 結果ウルグアイは予選3連勝目を挙げ、少なくともW杯プレーオフへの進出が有力視されるようになった。現在、順位では4位につけているエクアドルと並ぶ勝ち点22で5位となっている。

 また、予選突破がほぼ確実といわれているコロンビアは2位。首位アルゼンチンは同日のパラグアイ戦に勝利し、本大会出場を決めている。(c)AFP