【8月25日 AFP】スペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)に所属するリオネル・メッシ(Lionel Messi)が、大腿部負傷により25日のマラガ(Malaga CF)戦を欠場することが明らかになった。

 FCバルセロナとアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)が1-1で引き分けた21日のスペイン・スーパーカップ2013(Spanish Super Cup 2013)第1戦で、メッシは前半だけでベンチに退いており、アウェーで行われるマラガ戦には帯同しないことになった。

 クラブは24日、「順調に回復を見せているが、大事を取って欠場することになった」と声明を発表した。

 しかし、FCバルセロナのヘラルド・マルティーノ(Gerardo Martino)監督は、メッシの欠場がネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)の先発出場を意味するわけではないとしている。

 ネイマールは途中出場したアトレティコ・マドリードとのスーパーカップで得点を挙げているが、マルティーノ監督はブラジル代表としてコンフェデレーションズカップ(Confederations Cup 2013)に参加し、さらにはへんとうの手術を受けた同選手が、まだ90分間プレーできる状態にないと考えている。

 24日に記者会見を行ったマルティーノ監督は、「ネイマールの状態は上向いている。練習を重ねるたびに良くなり、クラブやチームメートへの理解を深めている」と述べた。

「最終的にすべてが順調に行くためにも、私たちは慎重に進めなければならない。私の意図は彼がプレーする時、最高の状態でいられることにある」

「メッシが不在だからといって、ネイマールを起用しないといけないわけではない」

 しかしながらマルティーノ監督は、メッシ不在を言い訳にしないためにも、マラガ戦で勝ち点3を獲得しなければならないと強調した。

「世界最高の選手がいるかいないかで違う試合になる。だが、私たちには良い試合をするために必要な素晴らしい選手を多く抱えており、メッシ不在は言い訳にしてはならない」

 メッシの代役には、ビセンテ・カルデロン・スタジアム(Vicente Calderon Stadium)で行われた試合で同選手との交代でピッチに入ったセスク・ファブレガス(Cesc Fabregas)が出場するとみられている。(c)AFP