【8月7日 AFP】神奈川県横浜市で6日、海上自衛隊の艦艇としては最大となるヘリコプター搭載の「空母型」護衛艦「いずも(Izumo)」の進水式が行われた。式典には麻生太郎(Taro Aso)副総理兼財務・金融相らが出席した。

 2015年に就役予定の「いずも」は、建造費1200億円、全長248メートル、9機のヘリコプターを搭載可能で、海上交通路の確保や領土紛争への対応のほか、大災害や救助活動にも大きな役割を担うとされている。中国は、日本が軍備拡張路線を走り続けているとして非難している。

 68回目の「原爆の日」を迎えた広島(Hiroshima)では同日、平和記念式典が行われ数万人が参列した。政府によると、進水式がこの日と重なったのは、大潮と大安の日を選んだために起きた偶然だとしている。(c)AFP/Hiroshi HIYAMA